ドッグフードの選び方1(高齢になったらシニアフード?)

市販のドッグフードではよく高齢犬用(シニア):対象年齢7才以上(あるいは8才以上)といった感じで
販売されています。
お客様には「うちの子も7才になったからそろそろシニア用に変えた方がいいですか?」との
ご相談をよく承ります。答えは「NO」。必ずしもそうする必要はありません。
イヌは老化すると外見上わかることは白っぽい毛が増えてきたり、毛艶がなくなってきたりします。
でも良質なフードを子犬の頃から与えていれば老化が現れるのは遅く10才ごろからが多いように思います。
高齢犬に必要な栄養素はまずは良質なタンパク質です。
その供給が少なくなれば外見に老化が現れるのも早まるように思います。
しかし残念ながらほとんどのドッグフードのシニア用は主原料が肉類(タンパク質)から穀物(炭水化物)に置き換わっています。
これは単純に運動量が減るのでカロリーを下げるためにそうしているように見受けられます。
シニア用と体重管理用(低カロリー・ライト)が同じだったり???
これでは老犬にとって最適なものとは言えず、フードを変えることで余計老化が進んでしまうことも想像できます。
アンチエイジング(老化防止)を考えるならば消化能力の下がった年齢になればより高タンパクで消化の良いフードが必要のはずです。
(穀物はイヌには消化しにくくまた肥満にもなりやすい。)
これは人間も同じですよね。
活動量が減り消費するカロリーが減ってしまうことはまず給与量を調整してもらえばいいと思います。
いつまでも若々しく元気でいるためには成犬の頃から『高タンパクで消化の良い良質なタンパク質を多く含むフードを選ぶ』ことが大切です。

ご相談・ご購入はオンリー☆ワンまで。
※これはあくまで個人の意見ですのですべての犬種・個体に当てはまるとは限りません。

ミニチュアダックス コーギー パピヨン 専門ブリーダー オンリー☆ワン